KUMOI-NO-KARI

月が陰った夜空に雲がたなびき、
雲の隙間に菱が重なった様な雁の群れが見え隠れする・・・

想像力豊かな古の人々は、
自然界よりインスピレーションを受け取り、美しい絵画や布に表現しました。

菱は大変古い文様で、
天皇家、宮中にも多用されるデザインの一つであり、
安定と変容を同時に持ち合わせる深い意味があるそうです。

また、この着物についた「九曜紋」クヨウモンは、
太陽とその周りを取り囲む七曜星を表しており、
天体を視覚化し信仰の対象となった紋です。

菱と九曜紋、共に宇宙や見えない物への憧れ、
尊敬を表した大きな存在の模様だと言えます。

生地は黒留袖としては珍しい、
通常男物の礼装に使われる、張りのあるどっしりとした正絹。

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・リバーシブルではなく、シングルタイプのスーベニアジャケット
・松煙染めした正絹胴裏を裏地に使用
・YKK社 ダブルタイプエレメントのEXCELLAファスナー
・絹糸で編み立てたオリジナルリブ
・ヴィンテージ正絹絽の反物を加工したコードパイピング
・ポケット口の両脇に、正絹刺繍糸とヴィンテージ正絹黒留袖を使用した三角布
・正絹地と正絹刺繍糸で加工したオリジナルネーム

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表地：シルク100%
裏地：シルク100%
リブ：シルク100%

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製品重量：655g