FUNE

大航海時代の船旅は今と違い、命懸けのものだったことでしょう。
見たこともない遠い陸地を目指す人々は、大海原に夢と希望を抱き船に乗り込む。
人は未知のものへの憧れと、荒波を乗り越えるという冒険に、
いつの時代もロマンを感じるのだと思います。

この製品には、両面とも「船」が描かれています。

ひとつはヨーロッパの帆船をイメージさせ、
クールベの絵画のように白い荒波に踊る大きな船が描かれています。
この躍動感。
日本の着物、しかも女性が纏う着物であると言うことを忘れてしまいそうです。

もう一面も同じく「船」
こちらは日本の宝船を連想させる、趣のある構図となっています。
鳳凰や源氏車などが見受けられる帆は純風満帆を願う吉祥文様となり、
暗色で描かれた松や小舟の配置、
動きの少ない波模様も穏やかな幸せの中に大きな喜びを見出す情緒的な願いが込められている気がします。

黒留袖。
残念ながら年々着用する方が少なくなっていると言われていますが、
100年ほどの間、黒留袖は祝席を飾り、
門出を祝う女性の着物として日本文化には欠かせない存在でした。

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・リバーシブルタイプのスーベニアジャケット
・Asahiファスナー社 ダブルプルのリバーシブルファスナー
・絹糸で編み立てたオリジナルリブ
・ヴィンテージ正絹絽の反物を加工したコードパイピング
・ポケット口の両脇に、正絹刺繍糸とヴィンテージ正絹黒留袖を使用した三角布
・正絹地と正絹刺繍糸で加工したオリジナルネーム

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表地：シルク100%
リブ：シルク100%

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製品重量：685g