コレクション: Gibier Leather Wallet
野性は、美しい。
日本の野生動物の革を、日本の技術で。
ジビエレザーが持つ価値を審美眼と優れた技術で引き出し、かけがえのない一点ものをつくり上げています。
私たちが普段の営みの中で頂いている命はついこの間まで、この世界のどこかで輝きを放っていた生き物でした。
彼らは、異なる個性を持ち、置かれた環境の中で力強く生き抜いていました。
ジビエレザーには、そんな動物たちの一生が色濃く残っています。
no no bi のミッションは、野生動物の生き様を損なうことなく、
美しさを見極め、唯一無二の価値に高めていくことです。
ジビエレザーの製品を通して、この世界で一緒に生きた生き物の命の軌跡を感じてほしいと思っています。
ジビエレザー
no no bi で使用するジビエレザーは日本の山で暮らしていた鹿や猪の皮を使用しています。
なめらかで、手に吸い付くような鹿革も傷に強く、野性味がある質感の猪革もほかの素材では代替できない美しさがあります。
ジビエレザーは厚みや状態が不安定なため、一般的にはなかなか活用が進まずにいますが、私たちは技術とデザインの力で、革の個性に寄り添った製品づくりを行っています。
生きているときについた傷も、そのまま残しています。
一点一点異なる表情を楽しみながら動物たちの生き様も感じられるようなウォレットです。
和布
ウォレットに使用した和布は、日本製の絹地です。
なかでも特に丈夫で、伸縮しない生地を選び、不安定なジビエレザーをしっかり留め、形 を安定させる役割を担ってもらいました。
和布には、着物文化が培ってきた豊かな技が詰まっています。
ウォレットを開くたびに日本伝統の美しさや品格を感じていただける設計です。
それに、絹も革も、生き物生まれの素材。
手に取っていただければ、なんとも言えない相性の良さを感じていただけると思います。